こんにちは。
こちらの記事は2019年度の兵庫県公立高校一般入試の分析と2020年度(令和2年度)の入試対策についてまとめています。
2019年度、2018年度版は以下にまとめています。そちらも参考になる箇所もあるかと思いますのでよければご覧いただければと思います。
※上記リンク先6ページ目国語詳細
2019年度(国語)問題構成
問題は全部で完答問題含め37問。
詳細は上のリンク先でご確認いただければいいかと思いますが、2019年度の問題構成は以下の通りです。
一 言語事項・言語活動(資料読取)
二 漢文
三 古文
四 現代文・小説
五 現代文・評論
配点は順に、14点・15点・15点・27点・29点となっています。完答問題も含みますが、各問題の配点は2点~5点で構成されております。
2018年度と違う点
問題の構成自体に大きな変化はありませんでした。
大問二~大問五まで、昨年同様古文・漢文・小説・評論の順で出題され配当もそれほど大きな違いはありません。(評論が-3点、小説が-1点 → その分漢文で+3点、大問一で+1点)
大きく違う点は、大問一の問題内容だと思います。
昨年度までは、手紙の書き方や敬語など、どちらかというと一般教養(一般知識)を試される問題でしたが、2019年度の大問一は、会話と資料から内容を把握して答えを導き出すという問題に変更されていました。
おそらく教育改革を視野に入れた問題だと思います。その流れで考えれば2020年度も同じようなタイプの問題で大問一は構成されるのではないでしょうか?
2020年度、国語の対策はどうすればいいか?
選択問題増加傾向にある
近年の兵庫県公立高校の一般入試は、国語に限らず選択問題が増加傾向にあります。特に国語は表現の仕方や解答の書き方は受験生によってまちまちで、また採点者が違えば点数の付け方もある程度の統一はあったにしても、〇×の判別は最終的には採点者に委ねられるところもあり、その統一性・標準性を保つのは難しかったと思われます。
なので近年では、漢字の読み書きも書かせるわけではなく、同じ漢字を使用するものを選ぶ選択問題に変わっています。
受験対策としては選択問題の多いものを選んで問題を解くほうがいいと思います。特に現代文に関しては。
選択問題には選択問題で答えを導き出す難しかさがあるので、そういった問題に慣れておくほうが無難だと思います。
読むスピードを上げよう
これも国語に限ったことではありませんが、受験は時間との勝負でもあります。あまりだらだらと時間をかけていると全ての問題を解くことが困難になります。
特に大問1など文章量が多いですが、要所だけ抜き出す力や要領の良さが必要です。配点から考えても、評論・小説に時間をしっかりととっておきたいところですし、大問一.二.三はまとめて、当日であれば20分以内に解くぐらいを目標に問題を解いていきたいところですね。
その為には、文章を読むスピードを上げるということが先決になってきます。普段からやはり活字に触れておくことが大切かもしれません。
古文・漢文で差を付ける!
こちらについても毎年お伝えしている内容ですが、古文漢文は結構盲点というか、後回しになっている単元ではないでしょうか?
高校受験までのレベルでとなると、いい点悪い点ありますが受験問題で正解するという点に関して言えば、少し学習時間を確保して取り組めばその成果が目に見えて出てくるはずです。
漢文の書き下し文や古文の歴史的仮名遣いなど基礎的な問題も登場するのでそのあたりで点数を落とさないようにしたいところです。
大問二、大問三の漢文・古文でトータル30点分なので全体のちょうど3割分。差を付けるならこの分野で満点を狙うのがいいかもしれません。
まとめ
以上今回は2020年度・令和2年度 兵庫県公立高校一般入試数学における分析と対策をまとめてみました。
今回の記事のポイントは
国語はなかなか力がついているかどうか判断するのに難しい科目ですが、地道に努力を積み重ねていくことで確実に力をついていきます。
平均点も低い科目ではありません。他のライバルに差をつけられないようしっかりと対策していってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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