こんにちは。今回は2019年度の複数志願者の合格者数の割合について考察していきたいと思います。
また、兵庫県公立高校入試における複数志願選抜とは何か?ということに関しましては下記の記事にてご紹介させていただいておりますので、複数志願って何かよくわからないという方はご覧ください。
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2019年度の複数志願での合格者
さて、2019年度の複数志願での合格者数ですが下記の通りとなりました。
兵庫県教育委員会HPより引用
第一学区540名、第二学区705名、第三学区495名、第四学区238名、第五学区1名の合計1979名が複数志願での合格者ということになります。
兵庫県全体合格者数(第一志望での合格者を含む)は第一学区5,052名、第二学区6,553名、第三学区4,304名、第四学区3,127名、第五学区732名となっており、合計19,768名が2019年度は公立高校に進学しております。
以上から2019年度の複数志願での合格者数を算出してみます。
1976÷19768×100=10.0%
当サイトで以前ご紹介させていただいておりますが、だいたい複数志願での合格者数は例年10%前後というデータがあります。
2019年度はほぼデータ通り約10人に1人が複数志願での合格者だったということが言えます。
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学区別に見てみましょう
それではもう少し細分化して学区別にはどうかということを調べてみます。
学区別に割合を算出してみると以下の通りとなりました。
●第一学区 10.7%
●第二学区 10.8%
●第三学区 11.5%
●第四学区 7.6%
●第五学区 0.1%
学区別に見てみると、第三学区約11%と一番高かったということが言えます。第一学区、第二学区も平均値よりはやや高め。第四学区は平均値以下、第五学区は募集定員も少ないですが複数志願での合格者は1名と極端に少ない結果となりました。
学区ごとに変動はありますが、およその目安として今後も約10%は複数志願での合格者であるということを念頭に入れておくほうがいいかもしれませんね。
まとめ
今回は2019年度の複数志願による合格者の割合についてまとめました。今後の志望校を決める際の一つの目安にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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