こんにちは。
こちらの記事では2020年度の兵庫県公立高校一般入試(国語)の分析と2021年度(令和3年度)の入試対策(学習のポイント)についてまとめています。
2020年度、2019年度、2018年度版は下記でまとめています。
※兵庫県公立高校一般入試の問題が手元にない場合は、こちらから閲覧可能です。
※令和2年度兵庫県公立高等学校入学者選抜学力検査に関する実施結果について(詳細)
問題構成(兵庫県公立高校一般入試国語)
問題は全部で完答含め全部で38題。問題構成は以下の通り。
一 言語事項・言語活動(資料読取)
二 漢文
三 古文
四 現代文・小説
五 現代文・評論
問題構成に関しては、昨年度と大きく変化はありません。おそらく令和3年度/2021年度も同じような形式で出題されると予想されます。
配点は順に、15点・15点・15点・23点・32点となっておりました。昨年度と比較すると若干小説の配点が低くなり、評論の配点が高くなりました。
国語:2021年度・令和3年度入試対策ポイント
読むスピードと内容理解を日々意識する
正直なところ国語に関しては小説や評論でどの文献が出題されるかを予想することは不可能です。また自分が今までに読んだことのある文献が登場したとしても、問題を解くという観点から考えればまた別の話になりますし、どういう内容の話が書かれているか?ということを知っている分、内容を理解する際に多少時間短縮にはなるかもしれませんが、それほど大きなご利益はないと思っています。
つまり、ほぼ初めて読む文献を時間内に適切に理解・把握して正しい解答を導き出す訓練をしなければなりません。
それと同時にどのような内容が書かれていたのかということを同時に処理する力が必要です。これらは、付け焼刃的にできることではないと思います。日々の習慣と継続が必要なことだと思います。
新聞の記事でも雑誌でも何でもかまいません。記事を一つスピードを意識して読んだ後に、友達でも家族でも誰でもいいので、このように質問されたと考えて下さい。
「どんな内容が書かれていたの?簡単に教えて。」
それに対して記事を見直すことなく、要点だけをまとめて人に伝えることのできる訓練をしてみましょう。
例えば、このような質問を外国人にされたら、どう答えますか?
「日本の昔話、【ももたろう】とはどんなお話ですか?」
みなさんだったらどのように伝えますか?大切なところをいかにして抜き出し且つ簡単にするか?この訓練をして相手にうまく伝えられるようになっていけば、書かれている文章の内容を理解する力を養うことができると思います。もちろん受験は時間(スピード)との戦いになってくるのでその点も意識して訓練してみてはいかがでしょうか?
解く順番も考えたほうがいいかも
さて、問題を解く順番に関してです。大きく分けて、資料読取、古文、漢文、小説、論説と問題が構成されているわけですが、小説と論説で時間がかかってしまうのは目に見えています。
実際に昨年度の一般入試では大問五の正答率だけ全体的に低くなっています。
これは問題が難しかったというわけではなく、おそらく時間が足りなくなってしまったと判断することができます。
小説と論説で配点としては55点分ありました。各々自分の問題の解き方というのがあると思いますが、得意なジャンルから順に解いていくことをおすすめします。例えば古文が好きなのであれば古文から、小説が得意ならば小説からといった具合です。
何も順番通りに問題を解く必要はありませんから、解く順番を工夫するだけでも得点率が変わってくると思います。
一応このサイトでも目安とするべき時間を紹介しておきます。
大問一:5分
大問二:6分
大問三:6分
大問四:15分
大問五:18分
万人に共通する解ではありませんので、一つの目安にしてみてください。
短時間で得点率UP!古文・漢文で差をつける!
半分国語で、半分英語というイメージの古文・漢文。覚えるものも英語に比べれば少なくそして短期間で得点につながる分野です。
古語の暗記やレ点、一二点のルールをしっかりと復習しておきましょう。
まとめ
2021年度・令和3年度 兵庫県公立高校一般入試英語における分析と対策をまとめてみました。
国語はなかなか得点が上がらずどのように学習を進めていけばいいかわからず悩んでいる受験生もいるかもしれません。(特に現代文)
ですが、過去問などを利用しながら問題の出題のされ方をつかんだり、間違えた箇所の解説をしっかりと読みながら、自分が納得できるまで時間を使うことで徐々に変化は現れます。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり大変だと思いますが、時間が大切にしっかりと受験に向けて準備してくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント