『総合学科』の場合は代替実技という受験方法もある|兵庫県公立高校入試情報

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『総合学科』の代替実技とは?

兵庫県公立高校の一般入試の選抜方法は、英語・数学・国語・理科・社会の5科目を受検します。その合計点数500点満点を半分にして、内申点250点満点分と合わせて合否を決定しています。

ですが、『総合学科』の場合は少し異なる受験方法を取ることができます。

それが、代替実技です。入試日程などをご覧頂いたらわかると思いますが、一般入試の受験日の次の日に、「総合学科実技検査は●月●日」と書かれていると思います。あれはこれのことを言っているんですね。

で、では代替実技とは何なのかということですが、

代替実技とは、一般入試で通常受ける科目のうち1科目を『保健・体育』『美術』『音楽』『技術・家庭科』の内から一つ選んで変更することができる受験方法です。

簡単な話、5科目で一番苦手な科目を、1科目自分の得意な実技科目に変更することができるということです。

もちろん、これができるのは『総合学科』の高校のみで、『普通科』や『専門学科』(商業科や工業科)では、この入試制度を利用することはできませんし、推薦入試や特色選抜全然関係ありません。

兵庫県公立高校の『総合学科』一覧

●第一学区

須磨友が丘高校

須磨翔風高校

神戸甲北高校

淡路高校

●第二学区

伊丹北高校

西宮今津高校

有馬高校

武庫荘総合高校

●第三学区

加古川南高校

明石南高校

三木東高校

●第四学区

香寺高校

太子高校

●第五学区

豊岡総合高校

和田山高校


関連記事:『総合学科』と『普通科』って何が違うの?


こういう場合はどうなるのか?

兵庫県の入試方法には、複数志願という選抜方法があります。


関連記事:公立高校も2つ受験可能?|兵庫県公立入試の複数志願選抜について


詳細は上記関連記事をご覧いただければと思いますが簡単に言えば、公立高校を2校(第一志望と第二志望という形で)受験することも可能だということです。

ここで少し疑問が。

A君 第一志望 Ⅰ高校(総合学科) ※代替実技可能

   第二志望 Ⅱ高校(普通科)  ※代替実技不可

上記のようなA君の受験方法は可能なのでしょうか?

その答えは以下の通りです。

「第一志望のみ」、または「第一志望」と「第二志望」のいずれの場合においても、総
合学科のみを志願する場合のみ、実技代替による受験が認められます。

兵庫県教育委員会よりこのように発表されています。

つまり、上記A君のようなケースでは代替実技は利用できないのです。

〇 第一志望 Ⅰ高校(総合学科)

  第二志望 Ⅲ高校(総合学科)

〇 第一志望 Ⅰ高校(総合学科)

  第二志望 志望なし

上記の場合が代替実技が認められるケースです。

出願時に「総合学科受検教科届」というものを提出しなければならないので、忘れないようにしましょう。

代替実技受験者数や受験内容は?

平成29年度分ですが、下記のリンク先より受験者数や実技検査の内容がご確認いただけます。保健体育を代替実技として利用している生徒が多いですね。

平成29年度の場合、総合学科受験者の約10%の生徒がこの代替実技を利用しています。

受験者数や実技検査内容などは年ごとに変わると思いますがご参考程度に。

>>H29総合学科実技検査記者発表資料

まとめ

今回は兵庫県公立高校入試における総合学科の代替実技について説明してきました。

今回の話の内容をまとめると

①総合学科は、代替実技として5科目から1科目実技科目に変更できる。
②複数志願で、総合学科以外も志望する場合にはこの制度は利用できない。
③総合学科受験者の内約10%の生徒が代替実技を利用している(H29年度)。

ということになります。

総合学科の高校を志望している生徒は一つの受験方法として相談してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。