ここでは兵庫県公立高校一般入試の出題傾向と対策をまとめていきたいと思います。以下に書かれている内容は当サイト管理人が分析したデータを基にご紹介しておりますが、以後の試験内容や出題形式が必ずそうなるという保証はありませんので参考程度にご覧ください。
問題構成
問題数45問程度で出題されます。大問は5問で構成されています。選択問題が近年多くなってきています。理科は兵庫県公立高校入試問題の中では、平均点があまり伸びず難しい科目と言ってもいいでしょう。過去5年分の出題傾向は以下の通りです。
理科学習ポイントはここだ!
●化学分野の復習
さて、大きく分けると生物・地学・化学・物理と分類分けされますが、それをさらに細分化していくかなりの量になります。もちろん全て復習するのが理想的ですが、それだけの時間がないという場合は化学分野の復習をおすすめします。比較的少ない量を短時間で復習できるからです。出題されるところはほぼ決まっているので、それを復習すればほぼ問題として出題されます。具体的に気体の性質・発生方法、化学反応式、電池、質量保存の法則、その各々の代表的な実験方法を復習しておきましょう。また、第二分野(いわゆる植物、人体、天気など)は得意だが第一分野(電流、運動など)が苦手という生徒が多いです。つまり、第一分野の得点を上げることが理科の得点アップにつながるはずです。化学分野は理科の得点アップには外せない分野です。
●天体と光・音は2018年度本命?!
上にも書いた通り、兵庫県公立高校入試問題は、小問で始まりその後、生物・地学・化学・物理の4つの分野から問題が構成されています。その際に、地学分野でいくと天体が、物理分野でいくと光・音の問題が過去2年出題されていないことになります。天体と光・音の分野は学習する優先順位を付けておくのであれば、上位に入れておくべきでしょう。逆に言えば、昨年度出題されている単元は優先順位を下げておいてもいいのではないでしょうか。しなくていいということではありませんのであしからず。
まとめ
以上が兵庫県公立高校一般入試理科に関する出題傾向と対策でした。どの科目にも言えることですが自分の弱点科目・分野を理解することは得点UPの第一歩です。まずは過去問など総合問題を解き、自分の学習時間を優先的に注ぐべき分野を見つけることが大切です。同じ10点上げるにしても、90点を100点するよりも50点を60点にするほうが、時間も労力も少なくで済むはずで、その余った分をまた違う単元の学習時間に回すほうが効率的です。己の弱点を知り効率よく学習をすすめてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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