こんにちは。今回は2022年/令和4年の3月に実施される兵庫県公立高校一般入試を受験する予定の受験生に効率的に学習を進めてもらう為、過去の兵庫県公立高校一般入試の傾向などを分析しています。今後の受験対策の一助となれば幸いです。
令和3年度/2021年度入試問題【英語】
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問題構成【英語】
問題はⅠ~Ⅴで出題されており、問題は完答含めて全部で38問出題されていました。英語を適切に変形させて書き出す問題など、英単語を書き出さないといけない問題も約1/3程登場しています。
リスニングの問題も例年通りの問題数で得点の約1/4はリスニング問題に割り当てられています。
長文(会話文含む)も例年通り、3題出題されており英語はやはり時間との戦いとなってくることが予想されます。効率よく答えを導き出す訓練をしておくことをおすすめします。
Ⅰ リスニング問題
Ⅱ 長文読解(短め)【立候補者の主張読み取り】
Ⅲ 長文読解(説明文) 【ハザードマップについて記事】
Ⅳ 長文読解(会話文)【演劇についての会話文】
Ⅴ 英文法・英語表現問題
英単語・新しく追加された英文法は要チェック
教育改革以降、覚えなければならない英単語の数及び英文法はしっかりとおさえておく必要があります。新しく追加されたものは、出題者側としても使いたくなるものですからね。
詳しくは以下の記事でまとめています。
2022年度の入試対策・ポイント(英語)
大問Ⅰ・Ⅱ
大問Ⅰは先程もお伝えした通りリスニング問題となっています。時間にして約8分程このリスニング問題で使用することになります。配点の割合も高く約1/4はこのリスニングに割り当てられています。リスニング問題は少し時間をかければ得点しやすい、コスパのいい単元です。軽視せずにしっかりと満点が取れるように訓練しておきましょう。
次に大問2ですが、今までは英単語問題という扱いで登場していましたが3年前から状況が変わっています。並べ替え問題もここで登場するようになりました。また、並べ替えする英単語の中で使用しないものも含まれるタイプでの出題となっています。おそらく来年度も同じタイプで並べ替えの問題は出題されるでしょう。
大問Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ
大きく分けて、大問Ⅲ~Ⅴは順番に、説明文、会話文、英文法というふうに分類分けできます。情報量が多いので、一つの設問にあまり長い時間をかけることは出来ません。スピードが必要です。
また、適語補充の問題は適切な形に変えて解答するタイプの問題も出題されているので英文法の知識がしっかりと理解できていないとなかなか正解にもっていくのは難しいかもしれません。
「聞ける」、「話せる」に重点をおく流れですが、それでも現状の入試問題を見てみると、英単語や英文法をしっかりと理解した上で、問題を解かなければ正解にたどり着けない問題が多く出題されています。(当然ですが)
英単語や英文法の知識や理解は、1日2日で習得できることではありません。毎日コツコツと目標を決めて努力していきましょう。
英語長文の時間短縮する方法は以下でまとめています。良かったらご覧ください。
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まとめ
以上から受験対策は以下の通り
とにかく普段から英単語の暗記は継続して行う
もうポイントでも何でもなく、当たり前のことなのですがこればかりは本人の努力と継続でしかどうすることもできません。漢字の読み書きと同じことですからね。
語彙数も増えているので大変ですが、しっかりと継続して進めておくようにしましょう。各中学校でも英単語テストなどを実施されていると思いますが、何で始めたらいいかわからない場合は、兵庫県教育委員会が作成している「はばたん」を使用するのも一つの方法です。
改訂版(令和3年3月改定)がしっかりと作成されているあたりからも、「新指導要領での英単語出しますよ」というメッセージにも受け取れますね。
※ここではPDF版のみご紹介していますが、エクセル版もあります。
リスニング問題は満点を狙う!
これに関しても毎年お伝えしていますが、リスニング問題は満点を狙って学習を進めましょう。短い訓練で、上達するスピードも速く得点しやすい分野です。
どうしても読み書きに時間を使いたくなるとは思いますが、計画的に訓練していきましょう。
新しく追加された英文法は要注意です
これも大切なのでもう一度書いておきますね。
指導要領の改訂で今までは高校で学習していた英文法が中学校におりてきています。ここは狙われる可能性大です。しっかりと学習しておきましょう。
兵庫県公立高校受験対策おすすめ問題集
兵庫県公立高校の過去問を効率よく解いていきたい場合は上の問題集【虎の巻】がおすすめです。
①過去10年分の問題が単元ごとにまとめられている
兵庫県公立高校の入試を考えているのであれば、過去問は必ず購入するべきです。そして過去5年分必ず解きましょう。そうすると自ずと自分の不得意科目や苦手分野というのが見えてきます。その際に利用価値があるのが上記の問題集です。
高校入試虎の巻は過去10年分の問題が単元ごとにまとめられており、非常に使いやすい問題集になっています。
受験生は時間との戦いでもあります。
似たような問題解きたいなと思って探すのに結構時間がかかったという経験ありませんか?
兵庫県公立高校の入試問題で実際に出題された問題を各単元ごとにまとめられていますので、問題をストレスなく探し出し学習に集中して解くことができます。
②詳しい解説+αがついている
過去10年分に遡って解説が添付されているので、しっかりと学習をすすめることができます。ただ、社会は解説がないようです。
もう一点業界初ということで、どうしてもわからない問題に関しては、質問するとさらに詳しい解説を送り返してくれるアフターフォローをされています。もちろん無料です。
これ大変だと思いますけどね。この出版社の意気込みを感じますね。
③値段がリーズナブル
完全に兵庫県公立高校入試問題に特化した問題集で、しかも単元ごとに分けられており、これ一冊で5科目すべてに対応できる点もいいところだと言えます。
それで2750円(税込)は非常にお値打ち価格だと思います。問題集を各科目一冊ずつ購入しても1000円×5=5000円はかかるところだと思います。
問題集を買ってはみたもののやらずで机の肥やしになっている問題集はありませんか?
そうであれば、この兵庫県公立高校の入試問題を直接使用し、出題傾向が集約されたこの1冊を一生懸命解くほうがいいのではないかなぁと思います。
最終手段として、受験生におすすめできる問題集です。
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