<兵庫県入試対策(英語)>出題傾向と学習のポイント|令和3年度兵庫県公立高校一般入試

こんにちは。

こちらの記事では2020年度の兵庫県公立高校一般入試の分析と2021年度(令和3年度)の入試対策(学習のポイント)についてまとめています。

2020年度、2019年度、2018年度版は下記でまとめています。参考になる箇所もあるかもしれませんので良ければご覧ください。

2020年度・令和2年度兵庫県公立高校一般入試|出題傾向と学習のポイント
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〈2019年度版〉【英語】兵庫県公立高校一般入試出題傾向と対策
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【英語】ここがポイント!|2018年度兵庫県公立高校入試問題出題傾向と対策
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※兵庫県公立高校一般入試の問題が手元にない場合は、こちらから閲覧可能です。

令和2年度兵庫県公立高等学校入学者選抜学力検査に関する実施結果について(詳細)

問題構成(兵庫県公立高校一般入試英語)

2020年度兵庫県一般入試英語の問題数はリスニング問題、完解含めて全部で38題。問題構成は以下の通り。

Ⅰ リスニング問題 

Ⅱ 長文読解(短め)

Ⅲ 長文読解(説明文) 

Ⅳ 長文読解(会話文)

Ⅴ 英文法・英語表現問題

また配点は大問Ⅰ:24点、大問Ⅱ:16点、大問Ⅲ:18点、大問Ⅳ:21点、大問Ⅴ:21点と振り分けられています。

2年前から設問の出題のされ方に変化

過去2年(令和2年度、平成31年度)分とそれ以前の過去問を見比べてもらえばわかると思いますが、出題のされ方に変化があります。

例えば、大問Ⅱの今までは簡単な英単語問題と判断できていた問題や並べ替え問題は消滅してしまっています。

また教育改革の流れで、資料や会話などから様々な視点から総合的に判断を必要とする設問が増えていると判断できます。つまり「思考力」、「判断力」を試される問題が増えていると判断できるでしょう。

もう一点、令和2年度の入試問題に限定して変化があった点は、英語長文問題で説明文が登場したという点です。(大問Ⅲ)

ここ数十年、兵庫県公立高校一般入試では、グラフや資料を読み取って問題を解くタイプの説明文が大々的に登場したことはありませんでした。大問Ⅲは配点が16点とそれ以下の大問と比べるとやや得点が低く設定されており、少し実験的に受験生の得点率を調査する意図もあったのかもしれません。

今回の大問Ⅲの得点率は順に81.7%、71.9%、53.6%と他の問題と大きく差がなかったことを考えると令和3年度の問題も同レベル程度の問題が出題される可能性が高いと思います。

小見出しを付ける(選ぶ)問題も過去十数年では初めて登場しました!

英語:2021年度・令和3年度入試対策ポイント

リスニング問題は満点を狙う!

これに関しても毎年紹介させていただいておりますが、まずは英語に関してはこのリスニング問題で満点を狙うことが高得点を獲得する第一ステップです。配点も24点と全体の約1/4を占めています。もちろん語彙力・文法的な知識も必要ではありますが、比較的短い訓練・学習時間で得点を伸ばすことのできる分野です。

早い段階から練習しておくことをおすすめします。

リスニング対策に関しての詳しい話は以下の記事でまとめています。読んでもらって損はないと思うので時間があれば覗いてみてください。

英語のリスニング対策はこれ以外に思いあたりません|兵庫県公立高校入試情報
こんにちは。今回は英語のリスニング問題の対策についてご紹介していきたいと思います。英語学習の盲点・・・リスニング問題学校の定期テストでも兵庫県の公立高校一般入試でも必ず出題されるリスニング問題。兵庫県の一般入試では100点満点中実に24点を

英語長文は説明文の問題も訓練しておく!

先程も説明した通りですが今までの兵庫県公立高校一般入試の問題において、英語長文読解問題に分類分けされる問題では、「会話文」、「スピーチ」、「物語文」が登場しており、説明文は登場したことがありませんでした。

ですが、令和2年度の問題では、ついに「説明文」が登場し今後も登場すると予測されます。

長文読解問題を解く際は、説明文もしっかりと説いておくことをおすすめします。

2018年に書いた記事なので、多少変化しているところもありますが、英語長文を解く際のポイントをまとめています。英語長文が苦手な受験生は是非ご覧ください。

英語長文が解けない…英語長文の解き方のコツ|兵庫県公立高校入試情報
こんにちは。今回は兵庫県一般入試における英語長文の解き方のコツをご紹介したいと思います。英単語や英文法はある程度理解できている(学校の定期テストで平均点以上は取れている)という前提で話を進めていきます。英語の長文問題が解けない...学校の定

大問Ⅴ対策の為、語彙力・文法力の向上を!

さて、令和2年度の問題において、受験生にとって一番難問だったと判断できるのはおそらく大問Ⅴだったのではないかと思います。

大問Ⅴの正答率は、順に38.2%、60.2%、38.2%と軒並み低い数値でした。(どのように振り分けしているのかは不明ですが)

並び替えの問題や選択問題はうろ覚えでも正解できる可能性が高いですが、今回の大問Ⅴのようなタイプの問題は、なかなかそういうわけにはいきません。「必要に応じて適切な形に変えたり、不足を補ったりして…2語以内で…」というのが難易度を挙げた要因でしょう。

今後もこのタイプの問題は出題されると思っています。

英単語を書いて答える設問が増加しています。しっかりと読み書きができるように訓練をしていきましょう。

兵庫県が作成しているオリジナル英単語集『はば単』について|兵庫県公立高校入試情報
こんにちは。ここでは兵庫県教育員会が作成されている英単語集『はば単』をご紹介させていただきます。皆さん英単語はどのように調べていますか?近年は電子辞書やスマホのアプリ等で簡単に英単語も調べられるようになりました。しかしながら、その反面、頭の

まとめ

2021年度・令和3年度 兵庫県公立高校一般入試英語における分析と対策をまとめてみました。

やや出題傾向に変化があったように感じる英語。しかしながら、するべきことは同じで英単語、熟語をしっかりと暗記し、英文法を理解しましょう。その後英語長文を読んで解く訓練をしていくのが理想的です。他教科との時間配分にもよりますが、英単語や英熟語はやはり毎日少しずつ繰り返ししていくのが理想的です。まとめて1時間ではなくてもいいですから、空いた時間に単語帳などに目を通す習慣をつけておきたいですね。

新型コロナウイルスの影響もあり今年の受験生は本当に大変だと思いますが、頑張ってくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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