こんにちは。今回はクラブ活動も終わり受験モード一色に変わったこの時期からどのように学習を進めていけばいいのかということを書いていきたいと思います。少しでもお役立てれば幸いです。
机の上が問題集の山積みに・・・
さぁ、自分でも学習を始めようと問題集を書店やインターネットで探し、良さそうなものを購入し、いざ勉強とはじめても『なんかちょっと難しいな・・・』とか『これは自分のやりたいのと違うな・・・』など感じ始め、結局最初の4・5ページをしたところで、そのままお蔵入り。何かしなければと思って、次の参考書を購入したものの同じことの繰り返し。気が付けば中途半端に使った問題集が机の上に山積みに・・・なんてことになっていませんか?
このパターンに陥っている場合は黄色信号です。実際学習はあまり進んでないのではないでしょうか?どれも中途半端にしかやっておらず結局何も身になっていないという事態を招く恐れがあります。
問題集を購入する時のポイント
⓪赤本は必ず購入しておく
過去問題集に関しては、私学・公立ともに早めに購入しておくようにしておきましょう。私学に関してはまだ決めかねている場合もあると思いますので決定した時点で速やかに購入するようにしてください。また、兵庫県公立高校予想入試問題集という実践形式の予想問題集なども販売されています。必要だと思う場合は購入するのもありかと思います。
①分厚い問題集は購入しない
さて、いわゆる実践形式の問題集を解いていく前段階として自学用の問題集も必要となってきますが、ここでのポイントは分厚い問題集は購入しないということです。『これを全部終わらせるぞ!』と購入したものの全部終わらせることはまず無理だと思います。(中にはもちろんそういう猛者がいます)学校の授業も進行し課題がある、学校の行事ごとも多い、定期テストや実力テストの勉強もしなければならない、塾でも課題がある、遊ばなければならない。など受験生の2学期はかなりハードです。それを5科目全部こなすというのは、かなり困難です。先ほども言いましたが、途中で挫折して新しいものを購入する・・・の繰り返しになります。
②逆に解説は分厚いものを選ぶ
さて、問題集は薄いもので問題ないとお伝えしましたが、逆に解説は分厚いものを購入するのがいいかと思います。一番良くないのは、解答のみの記載が多い解説書です。問題集は自学で使用するのを目的に基本的に購入するはずです。答え合わせをしていく際に、解答だけではなぜその答えに辿り着いたのか?という過程が理解できないことが多いです。例えば、選択問題で答えが(イ)で赤ペンでそう書いただけでは何の意味もないことはわかりますね?どこを見て判断しこの選択肢が正しい(あるいは間違い)のかを吟味する力・知識を身に着けることが大切なのです。そういった細やかなところまで解説してくれている問題集は自ずと解答・解説の冊子が分厚くなっています。問題集を選ぶ際の一つの目安にしてください。
③説明ページがあるものを選ぶ
もちろん学校で使用している教科書や参考書を活用しながら学習するわけですが、学習している答えを探すのに教科書や参考書から探していては時間がかかってしまっていてはあまりにも非効率です。ですから、最初から問題集に説明が載っているものを選ぶようにしましょう。そこに書いてある内容は全部暗記・理解するつもりで挑みましょう。
学習のすすめ方
①時間設定ではなく習得度で学習を進める
時間で区切る方法が悪いわけではないのですが、学習時間が学力に比例しているかと言われればそうではありません。あくまで習得度なのです。『今日はこのページまでして、この部分の内容はすべて理解する』とか『二次方程式の計算は完璧に解けるようにする』とか『平安時代の内容は何を聞かれても答えられるようにする』などの目標設定を立てて学習するのがいいかと思います。それをこなすことのできる量が増えれば、自ずと学習時間も延びるというわけです。
②直接問題集には書き込まない
これも賛否両論ありますが、個人的には書き込まないことをおすすめします。2回目・3回目を解くことを見越してのことです。1回やって暗記した!理解した!と思っていても、少し時間をおいてしてみると思い出せない・・・という経験いっぱいしてますよね?暗記→忘却の繰り返しなので、時間を見つけては問題を見てどうやって解いたのか答えは何だったのかを思い出す作業を入れてください。
③最低でも2セット行う
一つの問題集をやりきることを前提に最低でも2セットは行うようにしましょう。それが終われば新しい問題集を買ってみるのもいいですし、時期にもよりますが過去問題集を解き始めるというのもありです。
まとめ
ここまで、どのような問題集を購入すればいいか?、どのように学習をすすめればいいか?をまとめてきましたが、実際にこれを行うのはとても大変なのことです。しかし、それを最後までやり遂げられるかどうかということが自分が志望する高校に行けるのかどうかの分かれ目となってきます。強い意思を持って受験勉強に励んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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