こんにちは。
今回は2019年度/平成31年度の兵庫県公立高校一般入試から偏差値50ラインの点数が一体どれくらいだったのかを推察していていきたいと思います。
もちろん、推察の域であり必ずそうであるという確証はありませんので参考程度にご覧いただければと思います。
一般入試【学力検査】の平均点
一般入試の平均点は確定要素として利用できるデータです。兵庫県教育委員会より2019年度の各科目の平均点は発表されました。
国語 57.4点
社会 62.8点
数学 51.7点
理科 43.4点
英語 53.9点
→5科目平均点合計 269.2点
2018年以前の平均点は下の記事にまとめてあるのでよければご覧ください。
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内申点の平均点
これが少しやっかいです。正式な発表がありませんので、いったい平均するとどれくらいなのかは完全に予測の範囲です。
ですが、ある程度過去のデータなどをもとに推察することは可能です。
今年の内申点の平均を165点と仮定します。
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上の記事で内申点の平均の算出方法を紹介しています。重ね重ねになりますが、内申点の平均は推察をもとに推察しているため確証できるデータではありません。
また、上の記事でも書いていますが内申点の平均点を調べたところで・・・という考えもあるかもしれませんが、受験生の視点に立ち「ないよりはあるほうがまし」だと考え今回も内申点の平均がどれくらいなのかをご紹介しています。
→内申点の平均 165点
偏差値50ラインの得点を出してみよう
それでは偏差値50ラインの得点を得点に直してみましょう。
兵庫県の内申点と一般入試【学力検査】の得点の比率は1:1。こちらの内容も別の記事で詳しくまとめていますので、そちらをご覧いただければと思います。
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一般入試の平均点が269.2点、内申点の平均(推察)165点
なので、2019年度の内申点も加味した偏差値50ラインの得点は
269.2点÷2 + 165点 = 299.5点
ということになります。
おそらく2019年度の偏差値50ラインは300点前後だったのではないかと予想されます。
もちろん、内申点と一般入試【学力検査】の得点の比率は異なっていてもこの得点に達していれば偏差値は50となります。極端な話、内申点が50点、一般入試【学力検査】が500点(÷2=250点)でも偏差値は50になります。(現実的ではありませんが・・・)
【注意!】加算点は含まれていない上での数値
当サイトの合格予想ラインの得点化は全て加算点を考慮せずに算出しています。
つまり、内申点 + 一般入試【学力検査】 + 加算点 = 300点
ということではありません。
加算点は学区ごとにも異なりますし、加算点の有無が必要になってくるのは複数志願で第2志望も出願した場合の話(あるいは自分が第一志望で受験した高校に別の高校を第一志望しているが複数志願で出願している生徒)との兼ね合いです。
少しわかりにくいかと思うので例を・・・
A高校 偏差値50(必要な得点300点) 【加算点20点の学区】と仮定
●太郎君 第一志望 A高校
内申点160点 一般入試【学力検査】280点
→ 160点 + 280点÷2 = 300点
合格ライン到達
●次郎君 第二志望 A高校
内申点160点 一般入試【学力検査】280点
→ 160点 + 280点÷2 = 300点
理論上次郎君はこれでは合格できません。
第一志望のA君と戦うにはA君には300点 + 20点(加算点) = 320点なので第二志望の次郎君は加算点なしで320点必要となります。
伝わりましたでしょうか??
まとめ
今回はやや右往左往しましたが、2019年度/平成31年度の偏差値50ラインを推察し得点化してみました。
今年度の受験生の一つの参考材料として考えていいただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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