こんにちは。
今回は偏差値のお話をしていきたいと思います。
偏差値とは何か?
よく偏差値、偏差値っていう言葉を耳にすると思いますが、いまいち意味がわからないという方もいらっしゃるかと思います。
他のサイトでも偏差値についてまとめているコンテンツを多くみかけますが、こちらでも簡単にポイントを絞ってまとめておきます。
偏差値とは自分の受けたテストや試験の点数が相対的にどのくらいの位置にいるのか?ということを知るためのものです。
例えばテストの点数が90点だったとします。点数だけ見ればとても素晴らしい点数ですが、この点数が良かったのか悪かったのかは他の人たちの点数と相対的に判断しないとわかりません。
もしかしたら平均点は98点かもしれません。そうなると自分の点数は「平均点以下だった=いい点数とは言えない」ということになりますね。
先に登場しましたが、平均点は自分の点数の良し悪しを調べる一つの代表値です。
ですが、これだけでは具体的な自分の立ち位置を調べるには不十分です。そこで偏差値というものを使います。
つまり平均点と自分の点数が同じであれば偏差値50ということになります。偏差値が50より大きければ平均点よりも高い、50より小さければ平均点をよりも低い状態となり自分の立ち位置を確認することができます。
学校でのテストの結果や或いは模試などを受けると、この偏差値という数値を見ると思いますが、その正確な計算方法に関しては、今回は割愛したいと思います。
もし正規の計算方法が知りたい方は他サイトでもたくさん紹介されていますので、確認してみてくださいね。
自分で偏差値を簡単に計算する方法
偏差値を計算するには結構複雑な計算式となり大変な作業が必要になります。ですが、おおよその計算で、ざっくりと偏差値を求める簡単な式があるので紹介しておきます。
自分でさくっと偏差値がどれくらいか調べたい時にやってみてください。中学校によってはテストの結果を示す表に偏差値が記載されていない場合もあります。そういった時にさくっとおおよその偏差値を計算したい場合などに使えます。
おおよその偏差値は【50+(自分の得点-平均点)÷2】という計算式で求めることが可能です。
【例 平均点 50点 自分の得点 65点の場合】
おおよその偏差値 = 50+(65-50)÷2 = 57.5
平均点と自分の得点がわかれば、自分の偏差値がだいたいどれくらいかは求めることができるので覚えておくと便利だと思います。
偏差値の割合はだいたいこんな感じ
偏差値 | 最上位からの割合 | 1000人中の順位 | 200人中の順位 | 100人中の順位 |
---|---|---|---|---|
70 | 2.28% | 約22位 | 約4位 | 約2位 |
65 | 6.68% | 約67位 | 約14位 | 約7位 |
60 | 15.87% | 約158位 | 約32位 | 約16位 |
55 | 30.85% | 約309位 | 約62位 | 約31位 |
50 | 50.00% | 約500位 | 約100位 | 約50位 |
45 | 69.15% | 約691位 | 約40位 | 約70位 |
40 | 84.13% | 約841位 | 約164位 | 約84位 |
35 | 93.32% | 約933位 | 約186位 | 約93位 |
学校のテストの結果と照らし合わせてみよう
さてそれでは最後に自分のテストの結果と志望校を見比べてみて、自分の現在の学力が志望校に相当しているのかどうかを確認してみましょう。
もちろんこの方法は概算的に算出するものなので、判断材料の一つの目安として考えてください。まずは自分の志望校の偏差値を調べます。毎年多少変動しますし、リサーチしている業者によっても多少違います。当サイトも毎年各公立高校(推薦・特色選抜省く)の偏差値を算出しています。
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それと自分のテストの結果を偏差値(できれば実力テストの結果でするのが望ましい)で置き換えたものを見比べてみましょう。
どうでしょうか?もし自分の偏差値のほうが高ければその調子で頑張ればいいということになりますし、低い場合はもっと努力する必要がありますね。
やっぱり模試は受けるべきです
やはり正確に自分の立ち位置を知る為には模試を受けることをお勧めします。(そうすれば偏差値をわざわざ自分で出す必要もありませんしね・・・)
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受ける時期や回数などは各々の判断に委ねますが、一番受験者数が増える中学3年生では最低2回は受けることをお勧めします。母体数が大きくなればそれだけ、より正確なデータとして判断することができます。
大阪進研さんの【Vもし】は、受講者数も多く、自宅受験も可能です。興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
さて、今回は偏差値についてまとめました。あまり意識しすぎるのもよくありませんが、やはり多少は受験生ならば意識すべき数値です。
相手を知り己の立ち位置を知り、受験という戦いに挑んでいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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