模試は受けるほうがいいのか?|兵庫県公立高校入試情報

 

こんにちは。今日は模試についてお話したいと思います。

兵庫県公立高校入試模試

兵庫県公立高校入試を想定した模試を実施している業者様として、代表的なところを以下に参照しておきます。

●五ツ木模試

五ツ木模試/五木書房

実際の高校入試を徹底的に研究して作成した問題なので”実戦力”が身につきます。自分の実力を知り弱点を補強することがそのまま受験対策に直結します。

受験人数が多い(2016年度のべ受験者数約17万人)ので、データの母数も大きく正確なデータを提供できます。受験生にとっては合否ラインが具体的に表示されるので、あとどれだけ頑張ればいいのかがわかり目標を設定できます。

実際に高校などを会場にして本番と同様の環境で試験を受けるので、“経験”という自信がつきます。本番の受験でもこの自信があれば、緊張することなく普段の実力を発揮できるようになります。

●Vもし

Vもし/大阪進研

大阪進研のテストは、近畿圏の学習塾・進学塾でご利用いただき、受験者数(母集団)は塾専用テストとしては最大です。地域密着型の補習塾から大手進学塾まで学力レベルや規模の大小に関わりなく多数の学習塾の参加をいただいています。

過去の兵庫県公立高校一般入試を徹底分析し、全教科の問題形式や配点、実施時間を忠実に準拠。会場実施では入試本番のタイムスケジュールを再現。本番さながらの雰囲気の中で実力を試せます。

●兵庫統一模試

兵庫統一模試/一般財団法人兵庫県進路選択支援機構

兵庫統一模試で出題される問題は、過去の公立高校入試問題に精通した専門家が作成。単に模試としてだけでなく、本番を想定した実戦的な予想問題と言えます。

兵庫統一模試の帳票では、問題ごとの受験者全体平均正答率や科目内の単元別理解度が示されます。受験者全体の中での自身の到達度がわかるので、今後学習すべき課題が一目瞭然です。

兵庫統一模試の成績表には公立・私立の判定結果をさらに細かく提示。模試得点だけでの判定や、第2志願時の判定、私立高校では併願時・専願時両方の結果が示されますので、今後の進路選択に大いに役立ちます。

詳細は各リンク先ホームページでご参照いただければと思います。

 

模試は受けるほうがいいのか?

さて、模試自体を受ける必要があるのかどうかということですがこれは間違いなく受けるほうがいいと思います。

あと問題となってくるのは受ける時期です。あくまで個人的な感想ですが、中学1.2年生の間は受ける必要性はないかなと思います。

というのも、生徒自身のモチベーションがあまり高くない状態で受験しても意味がない(もちろん意識が高ければ受けるべき)ということがあげられます。

ですから、中学3年生になってから模試を受けてみるぐらいの感覚でいいかと思います。

●最低2回は模試を受けよう

さて、中学3年生になってから模試を受けるということを前提に話を進めますが、これも個人的には最低2回は受けたほうがいいかと思います。

更に細かく言うと、夏休みの終わりと12月に実施される模試は受けるべきだと考えます。

というのも、夏休みは受験生にとって最大のそして最後の復習時間が確保できる時間です。その一か月の学習の成果と今後の学習課題を発見するために、夏休み後に模試を受けるべきです。

9月から11月までも各業者様が模試を実施されています。もちろん受けてもいいですが、このシーズンは学校でも定期テスト、実力テストさらには学校行事などバタバタします。しっかりと模試の準備が出来ない状態更には模試の準備で学校のテスト勉強ができないとなってしまっては本末転倒なので、そうなってしまう恐れがある場合は避けるほうが無難かと思います。

12月の模試も必ず受けるべきだと考えます。というのも、まず受験者数が多くなりより正確なデータで判断することができます。また、夏休みからの自分の課題を克服できているかということも判断することができます。この時の模試のデータである程度自分がどの高校を受験するのかということを見定めましょう。

模試では偏差値を参考にする

さて、実際に模試を受ければ合否判定がランク付けされて返ってきます。その際に気にする点は得点ではなく偏差値を見るようにしましょう。このサイトでも合格基準ラインを得点で算出していますが、あくまで参考程度に考えてください。というのももちろんその合格ラインの得点は昨年までの先輩方のデータから後付けで算出しているものなのである程度正確ではありますが、あくまでその年のデータの話。今年はどのように変動するかはわかりません。それをより正確に確認できるのが模試ということです。同じ年に受験するライバルと全く同じ模試を受けているわけですから。また、点数自体はあまり気にしてはいけません。難易度によってかなり上下するものなので、あくまで相対的に判断できる偏差値で判断するようにしましょう。極端な話、英語の得点が40点でも偏差値が55であれば、それは平均点以上取れてるいるということなりますし、偏差値が55の学校であれば合格圏内に入るということになりますからね。

まとめ

さて、今回は模試についてお話してきました。模試は志望校を決める大切な要因の一つです。何度も受ける必要性はないと思いますが、必ず受験生であれば最低2回は受けることをおすすめします。その上で年が変わるまでに、自分の志望校を確定しておくのがいいのではないかと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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