こんにちは。
新型コロナウイルスの影響で3月から全国の学校では臨時休校となり、5月6日(水)でいったん区切りを付けられていたわけですが、先日臨時休校を5月末日まで延長することとなり、いよいよ9月入学案が現実味を帯びてきました。
もう今年度中に休校分の授業回収は不可能?!
先日こちらのサイトでも、5月7日(木)以降に授業が再開された場合に失われた授業の補填授業をどうするかということについて記事を書きました。
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詳細は上の記事をご覧いただけたらと思いますが、夏休みを返上する、2学期以降の土曜日を登校日にする、行事を無くすなど色々と考えられる対策を考えてみました。
ですが、共通して言えることは十分に失われた授業数を確保するのは現実的に難しいということです。
兵庫県の生徒たちだけに関わらず、特に今年度の中学3年生、高校3年生いわゆる受験生たちはどう考えても仮にこのまま6月から授業が再開されても負荷が大きすぎます。
やはり当事者である受験生のことを第一優先に考えてあげるべきです。
ネット上でも受験生たちを中心に署名活動が行われていますね。
もちろんこの9月入学を実施するとなると問題は山積みです。メリットもあれば、デメリットもあります。政府はどちらにせよ最善の方法を模索していただきたいものです。
年間スケジュールはこんな感じになるでしょうか?
さて、仮に9月入学が実際に適用された場合には年間スケジュールはどのように組まれることになるのでしょうか?
こちらでは、兵庫県の受験制度に沿ってご紹介していきたいと思います。
9月初旬:新学年として1学期開始
9月から新学年としての一年が始まります。12月末で1学期終了。体育祭や文化祭など2学期には行事ごとも多く忙しい時期ですが、それらは今まで通りの期間に実施するのであれば、一学期で済ませるということになりますね。
12月下旬:1学期終了
従来通りの日程でいけばここで1学期が終了となり冬休みを新学年として先に迎えます。
1月初旬:2学期開始
従来通りの日程でいけば2学期が一番期間が短いことになります。期間を多少調整することは可能だと思いますが、年末年始を挟むため大幅な期間変更は困難でしょう。
3月下旬:2学期終了
兵庫県公立高校を目指す受験生はここまでの通知表の成績が内申点として使われることになります。
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4月上旬:3学期開始
春休みを終え、学年最後の3学期スタートです。
この辺りで高校受験(進路)について決定することになると思います。専願か?併願か?公立高校の推薦入試の受けるのか?公立高校の一般入試の志望校はどうするか?など。
進路希望調査は4月の段階でおおよそその方向性は確定することになるでしょう。(現状の12月の時期に相当)
5月中旬:高専の推薦入試
5月は上旬はゴールデンウィークがあるので、おそらくゴールデンウィーク明けあたりに高専の推薦入試が実施されるようになるはずです。
6月初旬:私立入試
私立高校の入試が実施されます。願書は5月末あたりから受付になるでしょうか。
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6月中旬:兵庫県公立高校推薦入試
兵庫県公立高校の推薦入試が実施される時期になります。願書受付は6月上旬。
7月中旬:兵庫県公立高校一般入試
中学3年生は卒業式を迎え、卒業式の数日後に兵庫県公立高校の一般入試に挑むことになります。願書受付は7月上旬。
7月下旬:3学期終了
これで年間スケジュール終了です。
まとめ
現状の年間スケジュールと照らし合わせて、9月入学に変更された場合にはだいたい兵庫県の高校入試の日程は上記のようなスケジュールで進むと思います。
ここではふれませんが、その他9月入学にむけての課題はたくさんありはたして今後どのような舵取りを政府が行っていくかわかりませんが、受験生を含む生徒の皆さんは学習面において今できることをしっかりと積み重ね、どのような状態になっても対応できるように準備しておきましょう。
最後まで読んでいいただきありがとうございました。
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