志望校を決める時に読んでほしい記事|兵庫県公立高校入試情報

こんにちは。今日は志望校を決定する際のポイントをお伝えしておきたいと思います。

志望校の決定

みなさんは志望校を決める際にどのようにして決定しますか?

近因的な要素でいえば、もちろん学力やコース、クラブ活動などではないでしょうか。遠因的な要素で言えば、交友関係、自宅からの距離などがあげられます。そのすべてを総括的に考慮して志望校を決めるということになると思います。

ただ、志望校を決める際は、やはり学力を重視して決定するべきです。

ん?学力って当たり前じゃないの?

はい。そうなんですが入学してからのお話です。その高校での自分の学力がどのくらいのところにいるかということです。偏差値や実力テストの結果からその志望校で十分学力上位に入る見込みがある場合は問題ありませんが、逆の場合(ぎりぎりの点数で合格する可能性が高い)は志望校を下げるというのも一つの方法です。

 

いくら学習しても全く成績が上がらず、テストの順位はいつも下から数えたほうがはやく低空飛行・・・。中学校ではこんなことなかったのに・・・。とショック受ける生徒もいます。こうなってしまうと、モチベーションも低下してしまい学習に身が入らなくなってしまう恐れもあります。学習を頑張ろうと少し背伸びをして入った高校で成績が上がらずやる気をそがれてしまう。本末転倒ですよね。それであれば最初から少しランクを下げて成績上位をキープできる高校で学習をすすめるほうが、学習意欲も維持できて結果的には学力がつくというケースもあります。

どちらが正しいということはありませんが自分の性格も加味した上で志望校を決定するようにしてくださいね。もう少し具体的にお話します。

特に○○な生徒は要注意!

こういう生徒の場合は偏差値を下げて志望校を決定するのもありかなと思います。

ズバリ、実技科目で内申点を獲得している生徒です。

例えば、A校の基準内申点が180点だったとします。Bくんは内申点が193.5点、Cくんは195点だっとしましょう。二人とも内申点は基準を満たしていますし、Cさんのほうが内申点が高いということに間違いありません。しかし、その内訳を見てみると・・・

【Bくん】 国:5 数:5 理:4 社:5 理:5 

       音:3 保/体:3 美:3 家/技:3

【Cさん】 国:3 数:3 理:3 社:3 理:3 

       音:5 保/体:4 美:4 家/技:5

だったします。この場合Cくんは高校に入学してからのことも考えたほうがいいかもしれません。入学してから、学習面で苦労することになるかもしれません。

まとめ

実技科目ももちろん高校に入ってからも存在しますが、国語は古文と現代文、英語もグラマーとリーディングという風に更に細分化されて学習を進めていくことになります。優劣があるわけではありませんが、大学受験で必要とされる五科目の学習を重点的に行っていくわけです。繰り返しになりますが、もちろんそこから学力を伸ばして成績上位に入るということができないわけではありません。

ただ、選択肢の一つとして志望校のランクを下げてみるということも頭の片隅に置いててほしいのです。大学進学を考えている生徒の場合は高校進学が最終目標なわけではなく、その3年後を見据えた計画を立てるべきです。低空飛行を続けてでも歯を食いしばって頑張るか、成績上位で気持ちよく学習を進めるか。

どちらがいい悪いということではありません。自分のことを理解し自分にとって最善の道を選んでください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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