<兵庫県入試対策(社会)>出題傾向と学習のポイント|令和3年度兵庫県公立高校一般入試

こんにちは。

こちらの記事では兵庫県公立高校一般入試、2020年度の兵庫県公立高校一般入試の分析と2021年度(令和3年度)の入試対策(学習のポイント)についてまとめています。

2020年度、2019年度、2018年度版は下記でまとめています。参考になる箇所もあるかもしれませんので良ければご覧ください。

2020年度・令和2年度兵庫県公立高校一般入試|出題傾向と学習のポイント
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〈2019年度版〉【社会】兵庫県公立高校一般入試出題傾向と対策
ここでは兵庫県公立高校一般入試の出題傾向と対策をまとめていきたいと思います。以下に書かれている内容は当サイト管理人が分析したデータを基にご紹介しておりますが、以後の試験内容や出題形式が必ずそうなるという保証はありませんので参考程度にご覧くだ
【社会】ここがポイント!|2018年度兵庫県公立高校入試問題出題傾向と対策
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※兵庫県公立高校一般入試の問題が手元にない場合は、こちらから閲覧可能です。

令和2年度兵庫県公立高等学校入学者選抜学力検査に関する実施結果について(詳細)

問題構成(社会)

問題は全部で39問。地理分野が13問、歴史分野が14問、公民分野が12問でした。また、配点は地理分野が35点、歴史分野が35点、公民分野が30点となっており昨年同様でした。

配点や問題数に大きな変化はなかったと言えます。

気になる点(社会):●●問題が増加している

ただ社会の一般入試に関しては気になる点が一点あります。

2020年度 → 8問

2019年度 → 1問

2018年度 → 5問

2017年度 → 0問

2016年度 → 3問

これが何を表しているかわかりますか?

正解は完解(完答)が求められた問題の数です。

過去5年分調べてみましたが、昨年度は完解の数が増加しています。

つまり、問題数としては大きく差はありませんでしたが、得点するために正解しないといけない問題数は増えていたと考えることができます。

一応得点率は上記のようになっていました。特別に得点率が低いというわけではないですが、スピーディーに問題を解いていなかった場合、時間が足りなくなってしまった受験生もいるのではないかと思います。

地理分野:過去の出題範囲・入試対策ポイント

出題範囲(過去5年分)

【世界地理】

2020年度 → 世界地図

2019年度 → 北アメリカ州、ヨーロッパ州

2018年度 → 世界地図

2017年度 → アフリカ州、南アメリカ州

2016年度 → オセアニア州、(東南アジア)


【日本地理】

2020年度 → 近畿地方・中部地方

2019年度 → 中国・四国地方

2018年度 → 関東地方

2017年度 → 東北地方

2016年度 → 九州地方

2021年度の入試対策・ポイント

毎年書いていますが、世界地理・日本地理は大陸や地域ごとに順番に出題される傾向にあります。

世界地理は世界地図が出題されましたが、一昨年の入試でも登場しておりスパンとしては早い状態で出題されました。また、日本地理も近畿地方と中部地方合わせて登場しています。

一昨年までに出題されている範囲は2021年度に出題される可能性は低いと考えられます。優先順位を付けて学習するのであれば、世界地理はアジア州・オセアニア州、日本地理は九州地方・北海道地方をしっかり学習しておくのがいいでしょう。また、地図問題は必ず出題されているのでこちらも必須ですね。

※北海道地方に関しては毎年候補に入れていますが、残念ながら出題されていません。

世界地理:アジア州・オセアニア州が狙われる??
日本地理:九州地方・北海道地方が狙われる??

歴史分野:過去の出題範囲・入試対策ポイント

歴史分野に関しては、これも毎年同じことを書いていますが、縄文から近代までまんべんなく出題されています。どこかの時代だけ掘り下げて学習するというよりも広く浅く学習するほうがいい分野です。

歴史を学習するポイントは時代と登場人物と出来事を一致させて流れで覚えていくということです。

これも使い回しですが、

鎌倉時代源頼朝1192年に征夷大将軍となり鎌倉幕府を開く。妻は北条政子で頼朝の死後、後鳥羽上皇が挙兵し幕府軍と戦うことになる。勝者は幕府軍である。これを承久の乱という。幕府はこの乱の後、朝廷を見張る六波羅探題を設置した。』

こんな感じです。

ただ敢えて優先順位を上げるとすれば、時代で言えば室町時代~戦国時代、また医学と歴史という観点から学習を進めるといいかもしれません。

理由はなぜだかわかりますよね?

歴史は広く浅く学習すること!

公民分野:過去の出題範囲・入試対策ポイント

公民分野も広く浅く学習しておく必要があります。昨年度は大きく区分分けすれば、「経済」と「地方自治」が中心ですが、まぁまんべんなく出題されていますね。

また、資料やデータを読み取る問題が増加している傾向にあるので、スピーディーに且つ的確に物事を判断する能力が問われます。学習する際はその点も意識して進めていくことをお勧めします。

公民も広く浅くの学習が基本ですが、2021年度は「選挙(制度)」と「裁判(司法)」の単元が他の単元よりも出題される可能性が高いと考えています。

加えてやや地理とかぶるところはありますが国際組織などの復習もしておくことをおすすめします。

公民は「選挙(制度)」と「裁判(司法)」が狙われる??
資料やデータの読み取り問題に慣れておくこと!

まとめ

以上今回は2021年度・令和3年度 兵庫県公立高校一般入試社会における分析と対策をまとめてみました。

もちろん全ての単元をしっかりと復習することが理想的ですが、他教科との時間配分や得手不得手もあると思います。時期にもよると思いますが、効率よく優先順位を考えて学習を進めていきましょう。

頑張ってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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