こんにちは。
今年度(令和2年度)の入試まで残りわずかとなりましたね。
私学入試、推薦入試、一般入試と次から次へと受験がやってきますが、受験生のみなさんは体調面も含め万全のコンディションで入試に挑めるよう頑張ってください。
さて、今回は受験生の皆さんの人生を左右する入試の採点は誰が行っているのかということについてまとめてみました。
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入試問題の採点は誰がしているの?
おおよその検討はついていると思いますが、もちろん各高校の先生方が採点を行っています。
一般入試だけではなく、推薦入試も同様でしょう。
2009年には兵庫県公立高校の入試問題の採点ミスについて問題が起こり、兵庫県教育委員会が採点に関するマニュアルを発表しています。
(1)採点後と集計後に各2回、別々の教職員が点検したうえで、答案全体を見直す検証作業を加える
(2)採点・集計には試験当日を含めて3日間かける
(3)作業時間の1~2割を休憩にあて、作業は連続1時間以下を目安とする
2009年以降このような採点方法に関する話は出てきておりませんので、かなり慎重に厳格に採点は実施されていると判断できます。
公平性は保たれているか?
2020年度の教育改革に関することを別の記事で書いています。その際に今後の流れとして記述式の問題が増えるのではないか?ということについて言及しました。
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記述式の問題が増えることで、より採点者側の判断を標準化するのは困難になり公平性を保つことが難しくなると言えます。
しかしながら、今回英語の民間委託そしてその他科目の新テスト導入を先送りにしたことでしばらくの間は現状の選択問題が中心となっている入試問題が出題されることになると予測しています。
兵庫県の高校入試だけに限ったことではありませんが、記述式の採点方法をより明確にマニュアル化しなければ、記述問題主体の入試を実施するのは難しいのではないかと思います。
しっかりとした体制が整うまでは、現状の選択問題中心の入試問題で実施してほしいところですね。
まとめ
やや話が脱線しましたが、今回は兵庫県公立高校の入試問題は誰が採点しているのか?ということに関してまとめました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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