こんにちは。
こちらの記事は2019年度の兵庫県公立高校一般入試の分析と2020年度(令和2年度)の入試対策についてまとめています。
2019年度、2018年度版は以下にまとめています。そちらも参考になる箇所もあるかと思いますのでよければご覧いただければと思います。
※上記リンク先10ページ目英語詳細
2019年度(英語)問題構成
問題は全部で39問。そのうちリスニング問題が9問分です。
詳細は以下のリンク先(10ページ目)でご確認いただければいいかと思いますが、2019年度の問題構成は以下の通りです。
Ⅰ リスニング問題 (9問)
Ⅱ 長文問題(小) (7問)
Ⅲ 長文問題 (6問)
Ⅳ 長文問題 (8問)
Ⅴ 適語補充問題 (9問)
配点は順に、24点・16点・18点・18点・24点となっています。完答問題も含みますが、各問題の配点は2点~3点で構成されております。
2018年度と違う点
大問Ⅱ
大問Ⅱに関しては少し出題のされ方に変化がありました。少し短めの英文を読んで問題を解くという点に変化はありませんが、2018年度までは適切な英単語を埋めるというタイプの問題でしたが、2019年度は(3)、(4)の問題を除き選択欄から選ばせる問題となっています。
どちらかというと書けるというよりも様々な情報がある中できっちりと内容を把握できているかどうかということを重点的に試している問題に感じます。
おそらく2020年度の問題もこの出題形式で問題Ⅱは構成されるのではないでしょうか。ころころ変えるということもないだろうと思います。
この単元の正答率もそれほど悪くなく受験生達も対応できたと判断してもいいかと思います。選択問題が多くなった分、勘で正解している場合もあると思いますが。
大問Ⅴ
大きな変更点と言えば、大問Ⅴでしょう。昨年までこの箇所には、並び換え問題が出題されておりましたが、今年度は出題されませんでした。
2019年度の大問Ⅴは以下のような問題構成でした。
1 (適切な形にかえる)適語補充問題
2 (選択欄から選ぶ)適語補充問題
3 (自分で書き出す)適語補充問題
以上のように様々なパターンで適語補充問題が出題されております。昨年度までの並び換え問題然りですが、やはり大問Ⅴは細かい内容も含めて文法的解釈がしっかりとできているかどうかということを重点的に判断しようという問題です。
こちらも正答率はそれほど低くなかったので、受験生は対応できたと判断してもいいのではないでしょうか?
2020年度、英語の対策はどうすればいいか?
やはりリスニングの対策は外せない!
今までの対策でもご紹介させてもらっていますが、やはりリスニングの配点は24点と変更もなく全体の約1/4を占めています。こちらで点数をしっかりと確保することがまずは英語で高得点を獲得できる一つの方法ではないでしょうか?
少し頑張ればすぐに点数の伸びてくる分野でもありますし、ここで点数を落とさないようにしたいところですね。
【関連記事】
総合的に考えて英語のリスニング対策はこれ以外に思いあたりません!
書けるより読めるが優先
英語を書かなければならない問題は、リスニング問題も含めて14問。
その内、完全に自分の力で書かなければならない問題は多く見て6問ぐらいです。それ以外の問題は、本文中から抜き出す問題、(適切な形に変える)適語補充問題、(指定された英単語を使って)英作文など、つまりは英文中に答えがある或いはヒントがある問題です。
先ほどもお伝えしましたが、どちらかというと内容把握の試す問題が多い傾向にあります。
もし、英語が苦手なのであれば、英単語を覚える際には書けるよりは、読めて意味がわかる英単語や熟語を増やしていくほうが効率がいいかもしれませんね。
英語長文読解の訓練を!
内容把握を重点的に試す問題が増えています。ですから、やはり英語長文をいかに早くそして正確にとくことができるかということが大切になってきます。
極論は訓練しかないかと思いますが、以前こちらのサイトでご紹介させていただいている英語長文の解き方という記事がありますので、もし興味のある方はそちらをご覧ください。
※少し古い内容も含まれていますが大きく変化はありませんの。
まとめ
以上今回は2020年度・令和2年度 兵庫県公立高校一般入試英語における分析と対策をまとめてみました。今回の記事のポイントは
学習は一つ一つの積み重ねが大切です。突然できるようになるということはありません。また、頑張りがすぐに成績や点数に跳ね返るわけでもありません。少し成果が出なくても我慢して続ける期間が必要です。
英単語は50個覚えてもそれほど効果がありません。でも、継続して頑張って500個覚えればそれなりの効果がでてくるはずです。
2020年度受験生の皆さん頑張ってください。
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