〈2019年度版〉【数学】兵庫県公立高校一般入試出題傾向と対策

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ここでは兵庫県公立高校一般入試【数学】の出題傾向と対策をまとめていきたいと思います。以下に書かれている内容は当サイト管理人が分析したデータを基にご紹介しておりますが、以後の試験内容や出題形式が必ずそうなるという保証はありませんので参考程度にご覧ください。

〈2018年度〉数学 問題構成

大問7、34問(完答含む)で出題されてます。近年兵庫県公立高校の数学の問題は難易度が高めだと言えます。別の記事でもご紹介していますが、2018年度の数学の平均点は54.9点で2017年度に比べれば平均点は上がりましたが、それでも80点以上獲得できた生徒は全体の3.1%だったので、804人にとどまっています。

数学が苦手な生徒からしては大変かもしれませんが、まずは点数を取るべきところでしっかりと得点することがポイントとなってきます。


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問題構成

大問1 小問

大問2 連立方程式の利用

大問3 関数 Y=aX2 のグラフ

大問4 一次関数の利用(グラフ)

大問5 平面図形

大問6 確率

大問7 総合的問題(空間図形認識)

詳細の2018年度の問題構成はこちらよりご覧いただけます。(リンク先8ページ)

『大問1』は全て正解する!

大問1は小問集合となっています。全部で7問出題されます。一番初めの問題である整数の正負の計算問題を筆頭に基礎的な問題が出題されています。

まずはこの大問1を全問正解することを目標にします。

というのも、これらの問題の配点は1問4点となっており、全て正解で28点となり、全体の1/4以上の振り分けとなっています。

後に出てくる難問を正解しようが、大問1の問題を正解しようが得点はどちらも同等の得点です。まずは、大問1の問題が全問正解できるようにしましょう。

具体的に計算問題を中心にスピーディー且つ正確に解く訓練をします。5分以内に全問解く訓練をしましょう。

大問1は配点28点で全体の1/4
5分以内に解けるようにする

『連立方程式の利用(文章題)』は常連問題

基本的に大問2の問題は連立方程式の利用(文章題)が登場しています。

この単元は優先順位を上げて学習しておく必要があります。

問題が工夫が施され複雑化していますが、まずは基本的な問題から様々なパターンの問題を解いておくべきでしょう。

逆に言えば一次方程式の利用(文章題)で問題を解く必要はありません。今までほとんど出題されていません。文字を二つ(連立方程式)使って式が立てられるようにしておけばいいと思います。

『資料の整理』は要注意?!

さて、近年資料の整理からの問題が毎年登場していましたが、2018年度は登場しておらず、2019年度は出題される可能性が高いのではないでしょうか。

1年生の後半に学習する範囲だと思いますが、進捗状況によってはさらっと学習が終わってしまうこともあるようで、よく理解していないままの受験生もおられるのではないでしょうか。

以前には、連立方程式の利用(文章題)と合わせた問題も出題されています。

苦手な受験生は復習しておきましょう。

『資料の整理』は近年出題増加傾向にある
2018年度は出題されておらず2019年度は狙われる?!

一次関数は幾何的解法重視、Y=aX2は代数的解法重視

一次関数の利用はどちらかというと図形やグラフを利用して答えを導く幾何的解法が重視されている傾向にあります。

問題に一緒に描かれているグラフを最大限利用して解くというのが時間を短縮し正解を導くするコツです。

このタイプの問題も兵庫県の入試問題では常連なので確実に抑えておきたい分野です。

グラフや図を描きそれを利用して問題を解くということに慣れておくほうがいいでしょう。

それとは反対にY=aX2 の絡んだ問題では、どちらかというと代数的解法が重要視されている問題が多く登場しています。

2018年度は典型的な問題が出題されています。2019年度ではもしかしたら出題されないかもしれませんが、それでもこの単元はとても大切な単元と言っても過言ではありませんので、しっかりと復習をしておくことをお勧めします。

図形からヒントを得て問題を解くという形にはなりますが、最終的には計算から式を立て答えを導くという方法に慣れておくようにしましょう。

一次関数は幾何的解法重視、Y=aX2は代数的解法重視

『円』が登場する図形問題

2019年度は『円』が登場する図形問題が出題されるの可能性が高いと思っています。

というのも2018年度の問題では、小問を除き円が登場している問題は出題されていません。

『円』を利用する図形問題は様々な問題とリンクさせることができ、問題を作成する上で非常に都合がいい単元です。

具体的に、三平方の定理、合同・相似、円周角・中心角の関係などとの相性が抜群です。

2018年度に出題されていないということを考えると2019年度は出題されてもおかしくないかなぁと思っています。

『大問7』は原始的に解く

さて、ご覧いただいている受験生はご存知だと思いますが最終問題は少しタイプの異なる問題が出題されます。いわゆる新傾向問題という分野の問題です。

自分で出題された内容・条件から規則性を導き出し答えを見つけるというタイプの問題ですが、この問題に関してはあまり数学的に解くよりは原始的に順番に計算をして確かめてみたり、数字をあてはめて確認するという方法を選択するほうが正解する可能性が上がると思います。

問題の出題方法を見ても選択問題になっていたり、図が一緒についているので出題者が側の意図としてもそのように解いてほしいということだと思います。

大問7は原始的に問題を解くのも一つの方法

大問3以降の各設問最終問題は『解かない』!

『解かない』という言い方はやや言い過ぎかもしれませんが、少し考えて解法までの道筋が立たない場合は次の問題に取り掛かるほうが無難です。

19.2%、16.4%、2.6%、5.5%、15.3%

上記の数字は2018年度の数学の入試問題大問3以降の最終問題の正解者比率です。平均しておよそ12%程でだいたい10人に1人しか解けていないという計算になります。(ちなみに大問2の正答率は19.0%)

50分という限られた時間の中でいかに点数を稼ぐか?ということを考えた場合に、やはり各大問の最終問題は少し効率が悪いと判断するべきです。

時間をかければ解けるかもしれませんが、あまり固執せずとにかく最後の問題まで、できるところを順に解いていくという方法を取りましょう。

時間が余れば戻るぐらいの心づもりで。

各設問の最終問題は正答率が低い
時間が余ればトライするぐらいの心づもりで

最後に

今回は2019年度の兵庫県公立高校一般入試【数学】の過去の出題傾向と今後の対策について書いてきました。何から学習を始めていけばいいかわからないと悩んでいる受験生は一つの参考にしてみてください。

受験勉強頑張ってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。