こんにちは。今回は兵庫県公立高校一般入試(学力検査)は誰が作成しているのか?ということについて書いていきたいと思います。
兵庫県公立高校一般入試の場合
兵庫県の公立高校の入試問題というのは、県下どこの公立高校であったとしても同じ問題が出題されます。
ですから受験する高校によって問題が異なるということはありません。
■問題は兵庫県教育委員会を中心に作成される
さて、そんな入試問題ですが一体誰が作っているのかというと・・・
・兵庫県教育委員会の担当者
・高校の先生
・中学校の先生
・有識者(大学の教授含む)
が、集まって問題を作成しているという話です。
じゃあもしかして僕私の学校の先生も入試問題を作成してるの?と思うかもしれませんが中学校の先生は県内の中学校の先生ではなく、県外の先生が問題作成に協力しているそうです。
まぁ確かにそれはそうですよね。そうしないと公平性が保てませんから当然の話だと思います。また、有識者の中に塾の先生も入っているという噂も聞いたことがありますが、その可能性もほぼ0に等しいでしょう。
さて、問題作成についてですが、各科目ごとに担当となる先生たちが組織されます。そして予め担当者が問題を作成したものを兵庫県教育委員会の担当者を中心に吟味し出題する問題を決定していく流れのようです。
もちろん入試日までの情報の流出を防ぐよう徹底されているようです。
これら問題作成に関わる人々の周りに兵庫県公立高校の一般入試を受験する予定がある生徒はいないか身辺調査が行われるようです。
■いつ作られているのか?
他県の先生とは言え中学校の先生も、高校の先生も普段は授業をされています。その合間を縫って集まる時間を取り問題を作成するのは時間の調整も難しいことでしょう。
ですから、基本的に皆が授業がない日=夏休みに問題は作成されているようです。
例えば2018年度の入試問題は、昨年の2017年の8月にはほぼ完成していると言えます。
多少の微調整や最終確認も必要ではあると思いますが、遅くても2学期の前半には翌年3月の入試問題は完成していることでしょう。
兵庫県公立高校推薦入試(特色選抜)の場合
関連記事:推薦入試と特色選抜には違いはあるの?|兵庫県公立高校入試情報
それでは各高校ごとに異なる試験内容となっている推薦入試(特色選抜)の場合は誰が作成しているのかというと、
・各高校の先生
ということになります。さすがに各高校の推薦入試の問題を一つ一つ全体で吟味して作成するというのは困難なことは容易に想像がつきます。
ですから、推薦入試(特色選抜)の問題に関しては各高校で入試問題を担当する先生を決定し問題作成に当たっているようです。その際に有識者などを招集しているのかどうかは定かではありませんが、間違いなく言えることはその高校の先生が中心となって問題作成しているということです。
もちろん、作成した推薦入試(特色選抜)の問題は一度兵庫県教育委員会に内容を提出していると思います。そしてチェックされた上で問題なければ入試問題として採用されていることでしょう。これらの問題もおそらくは2学期の前半には完成しているのではないかと予想されます。
関連記事:推薦入試の過去問は販売されていない!?|兵庫県公立高校入試情報
上の関連記事に詳細書いていますが、兵庫県の推薦入試や特色選抜で実施される学力検査の過去問って販売されていないんですよね。
一般入試の問題みたいにある程度学区ごと、学科ごとに問題集(赤本)販売してくれるほうが受験生にとってありがたいだろうになぁって思います。
まとめ
今回は、兵庫県公立高校の入試問題は誰が作成しているのか?ということについてまとめてきました。話の内容をまとめると
ということになります。
入試問題は、出題傾向をつかむことができます。一般入試にせよ、推薦入試(特色選抜)にせよ受験を考えている場合は必ず問題を解くようにしましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント