やる気が出ない…朝起きられない…もしかしたら起立性調節障害かも?|兵庫県公立高校入試情報

起立性調節障害とは?

朝起こしてもなかなか起きない。学習に対しての意欲やる気もなくだらだらしている。気が付けば不登校気味…。怒っては逆効果だとわかっていてもどうしても我慢できずついつい怒鳴りつけてしまう….。

そういったことに陥ってしまっていませんか?

もしかするとそれは生徒が起立性調節障害という病を患っているのかもしれません。

一般的な診察や血液検査で特にこれといった異常が確認されない場合は起立性調節障害と診断されることが多く、小学校高学年から中学生に多く見られる疾患です。

以下詳しくご紹介していきたいと思います。

●起立性調節障害とは?

起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)とは、自律神経失調症の一種、OD(ドイツ名: Orthostatic Dysregulation)と略される事もある。生活リズムが乱れている様に見えるが、自律神経失調症状のひとつと考えられている。「起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する」身体の病気である

Wikipediaより引用

特に女の子のほうが比率的に多い傾向にあるようで、男の子に比べて約2倍になっています。具体的な症状としては以下の通りです。

日本の小学生の約5%、中学生の約10%が起立性調整障害だと報告されている

●起立性調節障害の特徴

①朝起きられない、夜になると眠りにつけない
これは起立性調節障害の典型的な特徴です。朝はいくら起こされても体がだるく感じなかなか起きることができません。ひどい場合は、起きることができずそのまま起こされた記憶もないといったこともあります。しかし、夜には倦怠感もなくなり逆に寝ようと思ってもなかなか眠りにつけないという状態になります。

②食欲不振

朝は気分が悪く食事を摂る気すらおこらないことがあります。


③精神不安定・集中力の低下

特にこれといった原因もないがイライラするという症状や何もやってもやる気がでない、物事を覚えられないといった集中力の低下もこの病の症状の一つです。学校の授業でもこの状態では学習するのは困難なことでしょう。


④頭痛や動悸、立ちくらみ
朝起きてからしばらくすると頭痛や動悸、立ちくらみが起こる。これらの症状もやはり午前中に発症することが多く、時間が経つにつれてその症状は和らぐ傾向にあるようです。

以上が、起立性調節障害の主たる症状です。もちろんこのような症状があるからと言って起立性調節障害であると断言できるわけではありませんし、それ以外の可能性も考えられます。

これらの症状があり、気になる場合は一度専門の医療機関に受診に行かれることをおすすめします。

午前中に症状が出ることが多い
起立性調節障害の特徴は午前中に症状が出るということです。午後になれば、これらの症状がおさまる傾向にあるようです。

起立性調整障害の改善方法

起立性調節障害の改善方法に関しては、他のサイトなどでも詳しく紹介されているので気になる方は調べてみてください。

まずは生活習慣の改善からスタートさせてみましょう。起立性調節障害は、薬のみでの対処では効果があらわれにくい疾患のようです。ですから、非薬物療法と並行して、薬を服用する治療法が一般的に行われているようです。

薬はちょっと…という場合はサプリメントで代用してみるというのも一つの方法です。


関連記事:医学論文にも掲載!朝起きれないお子様の為に、起立性調節障害対策サプリ【キリツテイン】


サプリメントはあくまで『食品』なので薬ではありません。30日間全額返金保証もありますし、もし気になる方は一度上記サイトをご覧になってみてください。

まとめ

以上今回は起立性調節障害についてまとめてきました。

内容をまとめると

①朝起きられないのは起立性調節障害の疑いがある
②起立性調節障害の症状は午前中に発症することが多い
③必要な場合は専門医に相談しながら、生活習慣の改善もしていく
ということになります。学校に行きたくても体がついてこない…。学習したくてもしんどくてできない…。非常につらい症状ですよね。原因がわかれば対策が打てます。受験は待ってくれません。もし、そのような症状に悩んでいる生徒がこの記事を見てくれているのであれば、1日も早く症状が改善され、学習に専念できる日が来ることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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