兵庫県の内申点制度は不公平??|兵庫県公立高校入試情報

シェアする

こんにちは。先日、検索ワードで『兵庫県公立高校 内申』と入力すると、『不公平』というワードが続き、世間でそのように感じている保護者や生徒もいるということを知りました。今回はこの内申点制度が不公平なのかどうかということを吟味していきたいと思います。

兵庫県の内申点は不公平なのか?

まずは、以下の引用をご覧ください。

兵庫県の内申制度って不公平じゃないですか? この前受検がおわって合格はしましたが・・
合格しても全く喜べません
自分の中学がレベルの高いというだけで いきたい高校にいけなかったんですよ

ネットで見たりほかの人にきいている限りでは自分よりはるかにレベルの低い人たちが自分よりはるかに
内申で上回っています
こんな不公平な目にあっているのは自分だけではないはず
毎年のように文句があるはずなのになぜ改善されないのでしょうか?
さらに当日と内申が1:1であること
五教科と副強化の点数の割合が8:15であること
すべてが不満です
学校内でも実力テストで100点差つけてる人にも内申ではまけていました
それも努力が関係のない世界 ひいきや差別をする先生がいる 現実だったからです
自分は3年間まじめにしていました
努力もしていました
そのおかげで実力もその学年の中で円もAランクにいて 具体的にいえば入試で466点を
とりました(内申は171点)
なのに内申のせいでいきたい高校よりランクが2つもさがったんです
だから合格発表で番号があっても全く喜べず暗い気持ちになりました
まるで落ちたような気分に・・・

いまさらこんなことをいっても仕方がないことだとはわかってはいますが
これから内申制度がかわることはあるのでしょうか?
これじゃあ高校にいってもあまり楽しめそうにないです

Yahoo知恵袋より引用

かなりの長文で兵庫県の内申点制度についての不満を書き込まれています。2010年の書き込みですので、もうこれを書いた生徒は成人していると思いますが、このように感じている生徒はおそらく毎年いるのではないでしょうか?この生徒は、当日の一般入試で466点取っており大変素晴らしいことです。全体の受験者の中でも間違いなく上位5%以内の成績でしょう。しかし、内申点を確認してみると171点。成績表に換算すると3と4が半々ぐらいになるはずです。


関連記事:

内申点って何?|兵庫県の高校入試で重要な内申点とは?


確かに実力テストで466点取れる生徒の内申点とは言い難い状態です。あくまで推測ですが、学校での授業態度・学習意欲、提出物などに何らかの原因があった可能性もあります。定期テストでは成績上位の生徒と変わらずの点数を取っていても、そういった所で差を付けられてしまったのかもしれません。こればかりは学校の先生に依存していることなので、これ以上何も言えません。

話を戻しますが、内申点171点に実力考査233点(1/2する)の合計404点なので、結果論的には各学区のトップ校に合格できるだけの結果を残していますが、引用にもあるようにどうやら志望校を落として受験をしたようです。

やはり内申点が基準に届いていないと学校の先生や塾の先生も志望校を変更するように勧めてきます。これは当然なことです。かけっこをする際に人よりも後ろからスタートしなければならない状態ですから無理をさせられません。更に加算点の兼ね合いも出てきます。

落ちたら私立高校に行くという覚悟があれば、チャレンジするのも一つの選択肢ですが、公立高校に行くというのが優先順位として上位にあるのであれば、志望校を変更するというのが無難です。

この内申点制度に課題も残るが・・・

質問者の言う通り、『内申点:実力考査=1:1、5科目:実技科目=8:15』という配分で内申点は得点化されます。単純に比率だけでいくと、内申点と実力考査が同じ値打ち、5科目と実技科目では実技科目のほうが値打ちが高いということになります。

中学校での評価というのが統一化するのが難しく厄介です。学校によってあるいは学年によって学力に偏りがあることは否定できないからです。隣の中学ならもっと内申点が取れていたのに・・・ということは少なからず存在するでしょう。


関連記事:

出身中学が違っていても内申点は同じなのか?


私学は地区・地域・学校ごとに成績の掛け率を変えているという噂もあります。

もっと将来を見据えて考えよう

学校での評価というものを完全標準化・統一化するというのは正直不可能なことです。評価基準が絶対評価に変わっていますから尚更です。


関連記事:

【保護者必見】絶対評価と相対評価の違いは?|兵庫県公立高校入試情報


確かに内申点評価に対して課題もあるとは思いますが、もっと将来を見据えて考えてみてください。高校に入ることが最終目標ではないはずです。そこがゴールではないはずです。学業の範囲で言えば、『大学』『大学院』まで続いていくのです。高校の偏差値と大学の偏差値がひっくり返る生徒なんて山ほどいます。不公平に感じることもあるかもしれませんが、今できることを一生懸命努力し、もっと先の将来を見据えて学業に専念してほしいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。