【保護者必見】塾に行かずに高校受験は無謀か?|兵庫県公立高校入試情報

こんにちは。今日は塾に行かせるかどうかという点についてお話していきたいと思います。

兵庫県の生徒一人当たりにかける塾代の平均

今や中学生の大半の生徒が塾に通う時代です。街を見渡してもあちらこちらで塾を見かけます。兵庫県の各家庭における教育費(塾代)は一人当たり約2万円となっているようです。集団授業や個別授業など指導形態にもよりますが、だいたい週一回通うと8,000円~1万円が相場となっています。

 

夏期講習や冬期講習など集中的に授業があるシーズンはもう少し値段が上がると思います。また、受験生(中3生)になれば、授業回数も増え1カ月当たりの指導料は1.5倍~2倍程度まで膨らむと思います。

もし仮に生徒を塾に通わせるとなると、一人当たり年間で約30万前後必要になる計算となります。できれば、塾に行かずに高校受験に挑んで欲しいところですが、それは目標とする高校の偏差値と生徒の学力との相談となってしまうでしょう。

60~70%の生徒が塾に通っている時代です

塾に行かずに高校受験は成功するのか??

塾に行かずに高校受験は成功するのか??結論から言えばします。塾に行かずして偏差値の高い公立高校に合格している生徒はたくさんいます。

塾に通っていなくても、学校の成績が安定して取れているのであれば心配ないと思います。

各中学校の上位10%の生徒は意外に塾に通っていない生徒が多い
具体的に兵庫県の成績表であれば、オール4以上がキープできている状態が一つの目安だと思います。その場合は別に強引に塾に行かせる必要もないと思いますし、本人が行きたいと希望したら通塾させるかどうか考えてあげましょう。

それ以外の生徒はてこ入れの必要あり

さて、目標とする高校と生徒の学力にもよりますが、学力が合格ラインの内申点や実力に到達していないのであれば、てこ入れをしてあげる必要があります。何も塾に通わせることが学力を上げる全てではありませんし、自宅で一緒に学習プランを立ててあげる、時間があれば教えてあげるなどして、机に向かって学習する時間と習慣を付けてあげることから始めてみましょう。

●塾に行かずに学習する際のポイント

①学校で学習したことをその日に復習する

自習用ノートを用意し、学習した内容を思いだしながらもう一度ノートを作る

②学校の問題集(ワーク)を解く

学校で使用する場合もありますし、問題集には直接かかずに問題を解く

③出来なかった問題をチェックする
出来ない理由が、わからないのか忘れていたのかまで判断する

④わからない問題は理解できるまで調べる、聞く
時間がかかる場合もありますが、理解できるまで解説書を読み込む

⑤翌日にもう一度同じ範囲の問題を解いてみる

問題集を購入して類題を解くか或いは同じ問題を解いて習熟度を確認する
上記①~⑤の作業を繰り返し継続して行います。最初は予習する時間は必要はないと思います。まずは今まで学習した内容をしっかりと知識として定着させるように努めます。大切なことは、これを毎日継続して行うことです。部活動など肉体的にもしんどいかもしれませんが、甘えず実行していくようにしましょう。それこそ塾に行っているつもりで強制的に時間を確保して机に向かう習慣を、環境作りをしてあげましょう。
成績が上がらないのは学校の授業を聞いていない可能性あり!

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最初から無理に時間を設定せず、負荷のかからない程度に始めていくようにしましょう。極端な話10分でもいいです。その代わり、『ながら学習』はしてはいけません。学習だけに専念して徐々に学習時間を伸ばしていきましょう。「しなければならないことをしたらもうこんなに時間が経っていた!」というのが理想的です。

 

まとめ

学習のできる生徒というのは、まず学校の授業をよく聞き、内容を理解しようとします。そして、自分のできること、できないこと、わかっていないことをカテゴリー分けしています。ですから、復習する時間も最小限で抑えることができます。

今回の記事のテーマである【塾に行かずに高校受験は無謀か?】の答えとしては、もちろん可能です。ですが、どうしてもそれでも学習効果が表れない場合は、塾や家庭教師などを専門機関に相談するというのも一つの方法かと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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