出身中学が違っていても内申点は同じなのか?|兵庫県公立高校入試情報

『内申点はどこの中学校でも同じ評価なのか?』

この質問の裏にはこういったことが暗に示されていることになります。

『内申点は中学によって違う評価がされるのか?』

ということです。結論から申し上げるとA中学校であろうとB中学校であろとオール4を取った生徒の内申点は200点であることに変わりはありません。


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しかし、学力で言うと大なり小なり差がついてしまっているということは十分にあり得ます。

内申点で他校の生徒と学力の比較をするのは難しい

内申点=学校の成績なので、違う学校の生徒と学力という点を内申点で比較するのは非常に難しいところがあります。それもそのはず。学校違えば成績を判断する人やモノが違うのですから、統一性は損なわれてしまいます。具体的に、学校で実施される定期テストは当たり前ながらどこの中学も同じなわけではありません。実力テストも然りです。同一のテキストを使用しているとはいえ、その進捗状況は指導に当たっている担当の教師に依存するところでありまちまちです。また評価自体も何もテストの点数のみでつけられているわけではありません。授業中の態度(積極的に授業に参加しているか?、居眠りをしていないか?など)・提出物(期限内に出せているか?、きれいに書けているか?など)も評価基準に入れて総合的に評価が付けられています。もちろん評価する教師も違うわけですから、テストの点数と生活点(授業態度や提出物)の比率はどのように配分しているかは担当の教師によって違うので、結局のところ同じ評価が4であったとしても、A校とB校では同じとは言い難いと言わざるえない状態となります。

とは言うものの、『内申点』という数値で見れば同じ

成績を判断される場所・人・モノが違うものの、兵庫県下での公立高校受験という同じステージに立ってしまえば、A校であろうが、B校であろうが、C校であろうが英語の成績が5なのであれば、どれも一様に内申点は20点ということになります。もちろん入試で受けるテストは同じ内容のテストを受けて合否を決めているわけですから統一性は保持されています。

成績が同じでも中学が違えば学力差はあるかもしれません。しかし、今は合格することが目的のはずです。まずは、学校内での成績を上げて自分の目標とする学校に少しでも優位にことがすすめられるよう、尽力することを優先させましょう。学力の差があるのであれば、それは高校に入ってから埋めればいいだけのことです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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